英会話を独学で確実に上達させる正しい勉強法と間違った勉強方法とは

11/29/2019

プロモションを含みます

令和の英語どっちがいいの?英語 vs日本語

頑張っても英会話ができない日本の英語教育を体験している皆さんに英会話を確実に上達させる勉強法をお伝えます。
まずは日本の英会話の状況がどのようになっているのかしっかりと現実を把握する必要があります。

目標を達成するには、現状の把握と目標の設定が重要ですので、しっかりと熟読して下さい。
アジアでは、シンガポールは英語が公用語で、フィリピンは授業が英語で行われています。

最近の英会話能力の調査(2019年版)によりますと、下記のような状況となっています。

英語能力指数ランキングEFジャパンデータ引用

日本は53位で、中国・韓国にも大きく引き離されています。
このデーターから分かるようにアジアだけ見ても日本人の英会話能力は最低となっています。

どの国の学生も日本人と同じように学生生活を送って、これだけの差がでるのは、日本における英会話の勉強法はどこか間違っている事が理解できます。
今の英語学習を頑張っても英会話の上達が期待できない事になります。

日本人が英会話が苦手な理由

  • 英語の授業で、英語を話さない。
  • 英語の教科書が英文法中心になっている。
  • 英語のテストにスピーキング/リスニグがほぼ無い。
  • 求められる能力は英単語・発音とアクセントの位置・長文読解だけ。
  • 英語を使わなくても生活できる。
  • 英会話での間違えを極度に恐れる。

上記のデータなどにより日本人の英会話力が極端に低い事が問題視され、学校ではALTを雇用してネイティブの発音を聞くようにしました。
ALTを置いてからすでに長い年月が経過していますが、全く英会話力は上達しておらず効果が見られません。

私の知人のALTに状況を聞きますと、書かれた英文をロボットのように話すだけと言っていました。
教室にネイティブがいるだけで、英語の勉強法は以前と全く変わっていませんでした。

日本は戦時中、幸いに国土を占領されることが無かったので昔から英語に馴染みがありません。
更に、英語の授業では重箱の隅を楊枝で突くような難解な英文法の勉強が行われています。

それも関係して、英文を作る時に英文法的に間違いが無いかを異常に気にする体質が作られました。
ネイティブと英語で話す機会があっても、頭の中で英文を完璧に作れるか心配になり話せません。

海外の方が日本語を話した時に間違っていても大体何を言いたいかを予測できます。
同様に日本人も英語を話す時に単語を並べてボディーランゲージも駆使すれば、英会話は成立します。

ですが、どうしても間違えると恥ずかしいが先に立ってしまい日本人は世界の英会話難民となっています。

問題だらけの大学入試共通テスト

2020年から大学入試センター試験が大学入試共通テストに変更で、民間試験を利用した英語の4技能を求めるテストが始まる予定でしたが、萩生田・文科相の「身の丈発言」で延期になりました。
受験生は土壇場で入試の要綱が変更されたわけで、災難としか言いようがありません。

ちなみに英語の民間試験は下記で行われるはずでした。

英語の民間試験受験料
ケンブリッジ英語検定9900円~2万5850円
英検(S-CBT)5800円~9800円
GTEC(大学入試共通テスト版)6820円
IELTS2万5380円
TEAP1万5000円
TEAP CBT1万5000円
TOEFUL iBT235米ドル

これだけ多くの種類の民間試験がありますと、どの試験が楽でどの試験が難しいなどの試験間のレベルの違いが出てきます。
受験生は自分をより高く評価してくれるテストを選びたいので、予備校や塾で得点の取りやすい試験の傾向や効率のいい勉強法が伝え始めます。

それでも全てのテストが平等に受ける事が出来れば問題は無いのですが、民間試験は都道府県によって試験が実施されません。
地方の生徒は試験を受けるために都市部まで出てこないと受けられないという問題が出てきました。

受験料は高額で、生徒の家計の事情で何度も受けられない人が出たり、裕福な家庭では何度も受ける事が出来るなど不公平も問題となり、
これが、正に萩生田・文科相の「身の丈発言」に繋がっています。

ところが実際には、全都道府県で受験ができる試験は、英検(S-CBT)とGTEC(大学入試共通テスト版)の2つの試験だけです。
GTECの主催は「進研ゼミ」のベネッセで国語と数学の記述試験の採点業務も61億で落札し共通テストの3教科を独占状態となりました。

更に事前に試験内容と模範解答を知らせておくと信じがたい事実も明るみに出て、採点に学生のアルバイトを使う事も分かりました。
ベネッセには天下り役員がいた事も分かり、英語の今日テストの選考委員の中にも数人いた事も明るみに出ました。

ベネッセは、英語の共通テストのGTECを作っている会社ですので、参考書も的確なものを作る事ができます。
受験生向けの参考書などを発売できる事からGTECが英語試験の本命となっていました。

この記事を書いている時点で東京大や京都大など国立大学64校が2020年の英語民間試験の採用を取りやめています。(2019年11月29日)
受験生は大変でしたが、とりあえず今まで通りの勉強法で「読む・聞く」が英語の試験となります。

他国での英語学習の実態

では英会話能力の高い他国での英語の勉強法はどのように行われているのでしょう。
英語の授業で使う教科書は全部英語で書かれていて、英語の授業は全部英語で行います。

全てを英語で考えて英語で話して英語で読むとなっています。
ネイティブのALTなど必要ありません。

現地訛りの英語でもネイティブと話して全く問題無く会話が成立すれば完璧です。
日本では、良く「英語の発音が綺麗だね~」などと言った言葉を聞きますが、英語は言いたい事が相手に伝わる事が大切。

英語の発音に綺麗や汚いなんて言葉は存在しません。(通じるか通じないかです。)
アメリカ訛りやイギリス訛り(何故か日本ではこれを英語米語と言って訛りとしません。)オーストラリア訛りニュージーランド訛り(何故かこちらの国の英語は訛りと言います。)などたくさんあります。

ですが、みんな問題無く会話が成立しています。
英語は訛りがあって当然で、しっかりと正しい文章を聞き取れる発音で話す事が出来たらOKです。

もちろんその地域の特殊な単語や発音が出て来るでしょうが大体理解できるので問題ありません。
とにかく基本的な単語の発音と正しい英文が出来ている事が重要です。

綺麗に発音できているように聞こえてもネイティブが全く理解できない会話ではダメです。
ですので、「日本でも英語の授業は英語で行って、教科書も全て英語の本に変更するなど勉強法に変える事で英会話の上達に繋がる。」と思います。

英語の民間試験導入よりも、こちらの方が簡単に変更出来るのではないでしょうか?
かなり現状の説明が長くなってしまいましたが、日本人が英語を話せない理由と英語教育の問題点などまとめてみました。

豆知識


韓国で大学入試が凄い事になっていて、警察も協力して受験場に生徒を送る事までしています。
日本のテレビでも紹介されますので、韓国の大学入試は日本よりも大変だと思っている方は間違いです。

韓国の大学入試の80%は推薦入学で、残りの20%が大変な事になっています。
少ない20%の方に頑張ってもらいたいからお祭り騒ぎになっているだけです。

英会話上達の目標設定

自分が置かれている状態(日本での英語の勉強法)を把握出来たら、自分自身の英会話のレベルを確認しましょう。
ではどういう方法で英会話のレベルを計るのかと言いますと、次の2つの方法があります。

英検とIELTS

英会話初心者が自分の英語のレベルをは把握するには、英検が最適です。
英検の3級から2次試験で面談でのスピーキングテストがありますので、まずは英検3級以上で自分の英語の総合的なレベルを計りましょう。

すでに英検の3級を合格している人は、英検2級を試しましょう。
準2級などありますが、私の経験から言いますと準2級が合格する人は2級にも合格できます。

英検の準〇級は試験を増やす事で、利益を増やした英検のビジネス面での戦略がありますので、準は無視しましょう。
合格するかは全く問題ではありません。

英検3級でも英検2級でもテスト結果の評価を見る事が出来ますので、その評価を見る事が目的です。
評価をよく読んで、どの部分が勉強できていないかを知る事で勉強法が分かってきます。

1次試験に合格しますと、2次試験を受ける事が出来ますのでスピーキングの能力も図る事が出来ます。
英検の2次試験の合格率は2級82.3%、3級92.5% とほとんどの人が合格できますので、1次を合格できれば2次は合格します。

英会話中級者自分の英語のレベルを計るには、IELTSが最適です。
IELTSはオーストラリアの会社が行っている英語の4技能試験で、海外の大学の入学の基準にも多く利用されています。

IELTSに合格はありません。
ただ点数が出てくるだけで、IELTSのテストは最高点が9点でそれ以降は0.5刻みで下がっていきます。

英語の4技能それぞれに点数が付いて、更にオールオーバーで総合点が出てきます。
ほとんどの日本人が3~4.5ぐらいの総合点になると思います。

英検と違う点は、英検で言う2次試験のスピーキングがかなり難しくなります。
IELTSの成績は2年で消滅してしまいます。

これであなたの英語の能力が詳しく分かりますので、目標までの勉強法がハッキリしてきます。

自分のレベルが分かったら目標の設定

目標は人によって違ってきます。

  • ネイティブに会って話ができるようになりたい。
  • 外資系の会社に勤めたい
  • 通訳になりたい。
  • ボランティアになりたい。
  • 留学したい。
  • 映画が字幕なしで分かるようになりたい。

大きく2つの目標に分かれます。

①専門的な分野の英会話力を上げる。(外資系・通訳など)
②日常英会話が話せるようになりたい。

①の方は、その分野に合った英語の勉強をする事が重要です。
専門分野の英語は比較的使う英単語が絞れてきますので、覚えてしまうとそこそこ話ができるようになります。

②の日常会話は、専門分野の英語を習う必要はありません。
自分の一日の行動を全て英語で言えるようになればOKです。

英会話を独学でマスターする時に陥る罠

専門分野の英語が話せるようになりたい方がレベルチェックをしたら初級者だったので、初級の勉強を始めるなんて事は多々あります。
専門分野の英語を話したい方は分野がハッキリと決まっていますので、その分野に絞った英語の勉強をしましょう。

日常英会話の勉強を始めていたら、遠回りになってしまいます。
英会話スクールなどに行っている方が陥りやすい罠で、最初のレベルチェックで初級者とレベル付けされたので初級者コースをうけてしまう。

これでは、何時まで経っても専門分野の英語を話せるようになりません。
よく聞く話で、日本人の海外赴任者は、会社での英語は問題ないのですが、休憩になってネイティブと日常会話が始まると全く話せない。

ですが、あなたは専門分野での英語を話せるようになりたいのですから、日常会話が話せなくても全く問題がありません。

日常会話が上達したい方が陥りやすい勉強法は、本屋さんに行って初級の英会話の本を購入して、そこに書いてある方法で英語の勉強を始める。
みなさんもこのような方法を経験していませんか?

日本で販売されている英会話の本はほとんど、日本の英語教育を準拠していますので、英会話には力点が置かれていません。
読み書きが中心で、英語のテストでいい点を取る事が目的となっています。

ですので、「声を出して英語を話しましょう」などの説明はほとんどありません。
その方法しか分かりませんので、その本を一生懸命に勉強すると英語の成績は良くなりますが、英語は話せるようになりません。

語学は英語に関わらず、声を出して話す事を続けなければ永遠に話をする事はできないのです。
英語を書けても読めても声を出して話をする時間が少なくては、絶対に話せるようになりません。

英会話を独学で上達させるための正しい勉強法

英語の文法を勉強して、英単語をひたすら覚えて買って来た英会話のCDの音を聞いて話し方を勉強する。
これを繰り返すけど、英語が話せるようにならないまま挫折してしまった。

何て経験がある方はいませんか?
上記の勉強法は、間違ってはいませんが英語が話せるようになるまで10年ぐらい掛かるか途中で挫折するかのどちらかになります。

では、上記の勉強法をどのように改善したらいいのかご説明していきます。(*^-^*)

英文法は中学生まで

英会話に必要な英文法は、中学生の英文法をしっかりと学ぶ事で問題ありません。
学会に書く英文などになりますと、難しい文章が出てくるように思いますが、実際は単語が難しいだけで文章の組み立ては変わりません。

完璧な英文を書けるようになりたくて、大学入試の英文法を頑張ってしまうのは時間の無駄で間違った勉強法です。
話すための英文法ではなくて、試験英語の英文法になってしまいます。

私たち日本人が日本語を話す時に特別難しい難解な文章で話をする人はいません。
英語でもその点は全く同じです。

英文法
英会話上達に必須の英文法!これだけ知っていれば問題無し

英会話上達には、最低限の英文法の知識が必要です。 日本人が日本語を話すのに文法の勉強をしません。 赤ちゃんの時からずっと日本語を話す事を繰り返していますので、文法無しでも自然に話せるようになるからです ...

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中学の英文法の勉強中になかなか覚えられない英文法があった場合には、その英文法を代表する文を1文の発音と意味を確実に覚えましょう。
文法の難しい名前は「仮定法過去完了など」覚える必要はありません。

その1文を何時でも言える状態にしておきますと、その文が必要になった時に単語を入れ変えるだけで使う事が出来ます。
英文法は文を作るための仕組みですので、覚えてしまえばもう英文法の知識はいりません。

声を出して勉強する

英会話を上達したいのでしたら、英文を声を出して覚える事が最優先です。
英単語を覚える時もその英単語を正しい発音とアクセントで発音しながら覚えましょう。

英語の勉強をしている時に、今まで教科書を見て無言で勉強していましたよね!
英会話が目的でしたら、英語を発音しながら勉強をしませんと全く話になりません。

目的は英語で会話をする事ですので、英語を発音しながら勉強する事が最優先の勉強法です!
気が付いた方は今日からでも英語の勉強をしている時は発音しながら勉強しましょう。

英単語は単体で覚えない

英単語を単語帳を作って、何度も見直して覚える方法がよく知られています。
アマゾンで英単語と検索すると、いろんな種類の英単語の参考書が出てきます。

アマゾン英単語本

「語源、魔法、1日20分、イラスト」などの素晴らしいキャッチコピーが付いていて、思わず買いたくなります。
実際、私も今まで多くの英単語本を購入した経験があります。

ですが、どれも10ページも読みますと飽きてしまいそのままゴミになってしまいました。
「英語の受験勉強で一番大事な事は単語の暗記」なんて言われますと、ひたすら英単語を覚えようとします。

英語が話せるようになると、結果として単語本に書いてある内容の単語は覚えていたと気が付く事はあります。
ですが、アプローチが間違っています。

結果としては、その中の英単語を覚える事になるのだから初めから覚えてしまえばいいのではと思ってしまいます。
英単語を単体で覚えても、英会話では使用方法が分からないのです。

英単語はそれと相性の良いコロケーションなど慣用句がたくさんあります。
「Do the dishes」皿を洗うなどは、普段の会話で毎日のように出てきますが、「do、dish」と単体で覚えたのでは、皿を洗うを英語で話せません。

英単語はその英単語を含んだ一番代表的な短い文で覚えましょう。
単語を辞書で調べますと、一番最初に出てくる文がその単語を使う代表的な文である場合が多いので探すのは簡単です。

正しい勉強法は、必ずその英文を発音して覚えましょう。
何回もノートにその文を書く人がいますが、字を書く事は時間が掛かりますので空中で指を動かして頭の中で書きましょう。

鉛筆もノートもいりませんからいつでもできます。
更に、脳で書くのはとても早くて効率が良いです。

ただしい勉強法をまとめますと、「英単語はその単語の入った短い文を声を出して頭の中で書く」です。

英語をアウトプットする

英語が発音できるようになって、ある程度の文が話せるようになったら必ずアウトプットをしてネイティブに伝わるか確認をしましょう。
自分では発音が合っているつもりでも、ネイティブが聞くと間違っている場合が多々あります。

ではどうやってアウトプットするかが問題になります。
近くに英語を話してくれるネイティブがいつもいるのであればいいのですが、そんな都合のいい人はまず存在しません。

そこでおすすめする勉強法は、オンライン英会話です。
昔はこんな便利な勉強法がありませんでしたが、今はネットの時代でネイティブと簡単に話をする機会を作る事が出来ます。

何処のオンライン英会話スクールが良いのかは、個人の好き嫌いもありますので試してから決めればOKです。
オンライン英会話スクールは何処も無料体験がありますので、それで実際に体験してみましょう。

世の中にはたくさんのオンライン英会話スクールがありますので、主なオンライン英会話スクールを紹介した記事がありますのでそちらを参考にして下さい。
ネイティブキャンプが無制限で英会話ができるので便利かもしれません。

オンライン英会話ランキング2020
オンライン英会話スクールランキング2020最新版

英語のアウトプットを手軽にできるオンライン英会話スクールをランキング形式でご紹介します。 日本人の英語教育の中で絶対的に足りない話す(スピーキング)を気軽に何時でも何処でもレッスンを受けられるオンライ ...

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絶対に間違ってほしくない事は、オンライン英会話スクールで英会話を勉強するのではない事です。
自分で頑張って覚えた英文を駆使してどれくらい通用するのか試すためにオンライン英会話スクールを利用するという勉強法です。

英会話上達の目標を明確にする

目標を達成した気持ちを感じる

語学の勉強は英語に限らず地味な努力無しでは絶対に話せるようになりません。
地味な努力はどうしてもヤル気(モチベーション)を継続する事が出来ません。

このモチベーションを如何に保っていくかが大きなカギで、そのカギの1つとしてしっかした目標を持つことがとても有効です。
目標はなるべく具体的に目に浮かぶような目標にする事が勉強法として望ましいです。

例えば、
「来年7月のオリンピックで、ボランティアで100人以上の海外の方に英語でガイドをしている。」
「来年の春には、地元の商品を海外に向けて販売するネットショップを開店する。」
「来年の秋に自分で全て計画を建ててニューヨークに住んで日本文化を紹介するコミュニティーを作る。」

目標は具体的であればあるほど現実味が出てモチベーションを上げてくれます。
目標設定は、なるべく1年以内に建てる事をお勧めします。

2年や3年も先の目標ですと、長すぎて途中で挫折してしまう可能性が高くなります。
目標を立てると不思議なもので、それのために何をしなければいけないかが明確になりますので、自然と行動するようになります。

学生さんでしたら、オンライン英会話スクールだけでなくALTの先生と頑張って話をしてみる。
社会人でしたら、町にいるネイティブを見つけたら積極的に話しかけてみるなど行動が伴ってきます。

最初は無理に思えた目標が、思った以上に大きな現実になる事も多々あります。
ユーチューバーで成功している方は、とにかくユーチューブで自分で作った映像を流してみるという行動がはじめです。

その後ユーチューバー何て言葉が出てくる事も知らずに続けていたら、あれよあれよと有名になり仕事になっています。
とにかく行動をする事が重要で、そのために必要な英会話力を付けて、それを武器にチャンスを掴むのも行動力無ではできません。

英会話の学習を習慣化する

目標が明確に決まったら、その目標を実現するために逆算して今月は具体的に何をどこまでできるようにするか決めます。
更に、月の目標を達成するために1日に何をしなければいけないかを具体的に書き出します。

「目標を決めてそれを達成するために、逆算して1日にする事を具体的に決める。」
この方法は最近オンライン英会話スクールで流行っている高額なコーチング系のスクールが実践しています。

隙間時間を使うなど、いろんな1日のスケジュールの立て方が紹介されています。
具体的に例を出して説明しているところが多いのですが、個人個人で事情が違いますので自分に合わせたスケジュールを組むのが一番です。

スケジュールを組む事は大切ですが、それ以上に英会話の学習を習慣化するの事が重要です。
毎日歯磨きをしないと気持ち悪いように、その時間に英会話の勉強をしないと気持ちが悪いぐらいまで習慣化しましょう。

最初は大変ですが、1ヶ月もしますとやらない日があると何となくさぼってしまった罪悪感が出てきます。
この勉強法を続けるためのコツは1回の勉強を長時間にしない事です。

もし1日1時間英会話の勉強をすると決めたら、15分を4回に分けてするようにしましょう。
その15分間はテレビを消して、携帯は電源を切ってそれだけに集中すると決めましょう!

15分なら必ずできます。
自分で自分に約束をしましょうね!

利用頻度の高い英文を覚える

利用頻度の高い英文とは、ネイティブと会った時に必ず使用するだろう英文と、いくつかのエピソードです。
始めて会った方には「挨拶と自己紹介」は絶対に必要です。

更に英会話の途中で、「あなたの故郷の話、エピソード1、エピソード2、エピソード3」ぐらいは容易しておきたいですね。
最後に「お別れの挨拶。」

  • 挨拶、自己紹介
  • 故郷の紹介
  • エピソード1
  • エピソード2
  • エピソード3
  • 別れの挨拶

全部で6つの英文を自分の頭の中に用意しておきます。
1つの英文は最低でも6~7行はある事が望ましいです。

挨拶が「こんにちは」「私は~です。」の2行だけでは寂しすぎますので、「天気の話」「仕事の話」「趣味」など足します。
上記の6つの話は、自分で作って学校のALT やオンライン英会話の講師、宣教師(モルモン教の宣教師は全国に居ますので便利です。)に見てもらって間違いを直してもらいましょう。

完全な英文が出来ましたら、完璧に声を出して言えるように暗記します。
これだけで、6つの話を自分からする事が出来ます。

どんなネイティブに会っても、6つの引き出しを持っていますので、話に詰まる事はありません。
私が自分を紹介する時にいつも使用する自己紹介の英文を例に出しておきます。

Nice to meet you.
My name is Hiroshi.
Please say He or She quickly.
(He or She)
This sound is my name.
You can easy to remember my name quickly.

最初に自分の引き出しを6英文用意して、完璧に言えるまで覚えて下さい。

この勉強法は、実際に自分の引き出しが用意できていると、思った以上にネイティブと話しができるようになります。
とにかくネイティブと話しをしているときに、英文を考える必要がありません。

英会話学習に使用する書籍の選び方

使用する書籍は、自分の目的に合った種類の本を選ぶことが第一選択です。
英会話なら英会話の本、医学系なら医学系の本、ボランティアなら英語ガイドの本などになります。

第二選択は、なるべく字が大きくて薄い本で音源があるものを選びましょう。
字が小さくて500ページ以上ある本を選んでしまいますと、1ページに書いてある英文も多いので2日程かけて勉強しなければいけません。

そうなると、500ページ×2日で1000日間掛かる計算になります。
3年掛けて1冊終わる計算になりますので、1年計画はとても無理です。

もしこの手の本を購入するのでしたら、辞書と言う感覚で購入すると役に立ちます。
簡単な英語の本を勉強している時に、この部分をもう少し勉強したいなんて時に使えます。

オンライン英会話スクールでアウトプットの学習をする方は、教材が用意されていますのでそれを使用するのもありです。
とにかく簡単で薄い本を最初から最後まで3周ぐらいしますとかなり頭に入ってきます。

人間の脳に記憶を定着させるには、「忘れる思い出す」の作業を何回も繰り返す事が重要です。
実際に覚えた英文をアウトプットして使用する事でも、記憶に残ります。

完全に記憶に残っているかを確認する方法は、だれかにその文を説明する事ができた時です。
とにかくたくさん話して記憶するを繰り返す勉強法です。

英会話上達状況の確認

目標を明確にして習慣化も順調にいっている途中で、実際に自分の英会話が上達しているのかを数値で見える化しましょう。
自分が行っている英会話の勉強法が確実にあなたの英会話力の向上に繋がっているかの確認です。

「短時間で英語を話せるようにする」を提供している高額のコーチング系のオンライン英会話スクールでは、この確認作業を毎月行っています。
確認方法は、最初に自分のレベルとチェックした、「英検、IELTS」の再受験です。

レベルの評価の確認が目的ですので、英検の合格は関係ありません。
※英検は過去に合格した級を何回も受けなおす事ができます。(英検に電話にて確認済み)

このレベルの評価を基準にこれまでの勉強法で確実に英会話力が伸びているのかを見える化して、それ以降の勉強法に変化を与えていきます。
英会話の上達を目標にしていますので、評価を見る場所はスピーキングとリスニングだけです。

例えば、リスニングが伸びていなかった場合は、音源のある薄い本を購入してリスニングを増やします。
NHKのラジオやテレビの英会話番組なんかも利用できます。

この時に気を付けて頂きたい事は、基本はそれまで行っていた勉強法を続けることが優先順位1番である事に変わりありません。

リスニングに使う教材はリスニングだけに使用して聞き取れたか聞き取れなかったのかを勉強する事だけに使用します。
聞き取れなかった英文は答えを見て、再度聞き直すを繰り返します。

知らない英単語があってもそれを聞き取れたかが問題で、意味を確認するぐらいで済まします。
それ以上の勉強はその本を使って行いません。

確実に1冊の英会話の本を隅から隅まで覚える事が大切で、そこがブレてしまうと効果が鈍ってしまいます。
それまで使用していた教材を最後まで勉強しましょう。

1冊完全にできたら、次の英会話に使える本を探して、同じことを繰り返します。
英会話上達状況の確認は、3ヶ月か4ヶ月に1度行えば十分です。

英会話上達の勉強法のまとめ

確実に1冊の英会話の本を音として把握していく作業は、これまでの英語の授業では体験した事の無い勉強法です。
鉛筆もノートも使わず、書くのは全て脳の中で書きます。

常に音を聞いて同じ音を自分で発音し続ける事で短い英文を確実に発音できるまで覚えていく事が、英会話の上達に繋がる勉強法です!(*^-^*)
多くの英文が身に着きますと、後は単語を入れ替えるだけでどんな表現も言えるようになります。

ここまで読んで意味は理解したが、自分ひとりではどうしても続けることが心配という方にお勧めのオンライン英会話スクールがあります。
1年を掛けてネイティブと日本人コンサルタントが付きっ切りで、英会話ができるまで仕上げてくれます。

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