コーチング系のオンライン英会話スクールの今後の問題点と警鐘

12/16/2019

プロモションを含みます

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最近短期間で日本人の専属コンサルタントが付いて英会話を勉強するコーチング系オンライン英会話スクールが人気があります。
私が実際に経験をしてコーチング系のオンライン英会話スクールが今後持つだろう問題点を警鐘の意味も込めて解説します。

もしあなたが、コーチング系のオンライン英会話スクールに入るのか迷っていたら、参考にしておきたい内容となっています。
基本的に高額のオンライン英会話スクールですので、慎重に今後起こるかもしれない問題点を知った上で検討しましょう。

コーチング系のオンライン英会話とは

コーチング系のオンライン英会話スクールを知らない方のために簡単に説明をしておきます。
基本的な部分は同じですので、共通部分の説明となります。

専属日本人コンサルタント

コーチング系のオンライン英会話スクールではこの日本人がいる事が一番のキモになります。
日本育ちで、英語を日本の教育で学んだ経験がありその後留学や独学で英会話を勉強して、英語が話せるようになり、実際のビジネスシーンでも英語を使った経験のある日本人です。

簡単に言いますと、努力して英語が流暢に話せるようになった日本人です。
このような経験を持った日本人は、自分の経験から、どのように英会話を学ぶ事で最も効率的に日本人が英語が話せるようになる方法を知っています。

実際に自分で英語が話せるようになる経験を持っていますので、日本人の苦手なポイントとそれを克服するための方法を身をもって経験しています。
そのような日本人があなた専属で毎日英会話学習のお手伝いをしてくれるのです。

アウトプット用の講師

専属の日本人コンサルタントが毎日の勉強法をスケジュールしてくれますので、あなたは自分で何を勉強したらいいのか考える必要は全くありません。
全て、専属の日本人コンサルタントがスケジュールを組んでくれます。

その中に必ず必要な勉強として、実際にあなたが習っている英語が通用するのか英語の話せる講師と話してみる(アウトプット)勉強時間が組み込まれます。
ここで実際に英語を話す事で、講師から出てくるフィードバックを参考に毎日の英会話学習に変更を加えていきます。

このオンラインで英語を話す講師の存在は、コーチング系のオンライン英会話スクールによって変わってきます。

  • 自社で運営しているオンライン英会話スクールをそのまま利用する。
  • 他社のオンライン英会話スクールを利用する。
  • 自社で講師を雇ってその講師を利用する。

アウトプットに使う講師が用意されていないコーチング系のオンライン英会話スクールもありますが、そのようなコーチング系のオンライン英会話スクールはパスしましょう。

現時点の実力と目標の設定。

コーチング系のオンライン英会話スクールに入りますと、あんたの英会話の目標と今の英会話の実力テストがあります。
どこもこの部分は時間を掛けて話し合いをします。

今のあなたの実力判断には、コーチング系のオンライン英会話スクールで事前に用意されている方法で行われます。
実際に講師と話しをするケースや、そのスクール専用のテスト方法などいろいろです。

どの方法でも実力テストの目的はあなたの今の英会話の何処が弱点でレベルはどの程度などかを数字にして見える化します。
数字にする事で、客観的にあなたの英会話能力を見る事が出来ます。

その後、あなたが目指したい絵会話の目標を設定します。
目標に制限はありませんので、あなたが思っている目標を話しましょう。

目標達成までのカリキュラムの設定

あなたの今の実力と目標が分かったら、専属日本人コンサルタントが、毎週のカリキュラムを決めます。
このカリキュラムの組み方で何を何時どれだけ何処で勉強すれはいいのかが明確になります。

専属の日本人コンサルタントの経験がここで重要になってきます。
個々の目標やレベルは人によって全く違いますので、完全にあなた専用のオリジナルカリキュラムになります。

このあなた専用のオリジナルカリキュラムを使用して、目標まで達成するのがコーチング系のオンライン英会話スクールのキモです。
生徒は仕事の忙しい方、学生、主婦、医者などいろんな方がいます。

専属の日本人コンサルタントは、詳細にあなたのスケジュール聞いて、隙間時間を作り出し英会話学習をあなたの生活に組み込んできます。
ほとんどのコーチング系のオンライン英会話スクールで、何故か1日3時間の英語の勉強時間を要求してきます。

あなたのスケジュールにその3時間を割り振ってきます。
ですので、コーチング系のオンライン英会話スクールに入れば簡単に英語が話せるようになる訳ではありません。

毎日の努力が必要となります。
ですが、独学でするより効率の良い最短のカリキュラムを日本人コンサルタントが組んできます。

毎日生徒と専属の日本人コンサルタントがメールで進捗情報や、質問などのやり取りをする形式になっています。
自分一人ではなく毎日専属の日本人コンサルタントが付いて頑張って二人三脚で進んでいるという意識を持たす事でモチベーションの効果があります。

定期的なカウンセリング

実際に1週間のカリキュラムが出来ますと、途中で必ずどのスクールもカウンセリングを実施します。
その日までの進捗状況の確認や、学習が身に付いているかなどテストして、今後のカリキュラムの組みなおしなど軌道修正が必要ならそこで組み替えます。

この作業のどの程度の間隔で行うかは、コーチング系のオンライン英会話スクールによって違います。
1週間に1度、2週間に1度、1ヶ月に1度などバラバラです。

基本的には間隔が短い方ほど、短期間で英会話ができるようになります。
1週間のカリキュラムはスクールによって違いますが、テキストによる勉強、英文作成、ディクテーション、オンライン英会話、などが入ってきます。

コーチング系のオンライン英会話スクールの今後の問題点

短期間で英語が話せるようになりたいと思う日本人は非常に多く、お金と短期間で解決できるなら頑張ってみようと思います。
コーチング系のオンライン英会話スクールでは最初のコンサルティングで、時間を掛けて丁寧に説明をして目標までの道のりを示してくれますので、その時点で満足してしまう方も多くいます。

生徒による問題点

高額な学費を支払って、最初は頑張ろうと思って始めたのですが、厳しぐ過ぎて途中で挫折する。
私の経験から言いますとおそらく半数はこのケースで続かない生徒がいると思います。

かなり厳しいカリキュラムが組まれますので、専属の日本人コンサルタントとの毎日のメールでの報告などをしなくなり、そのまま終了日になってしまいます。
コーチング系のオンライン英会話スクールとしては、最大限の努力をしても生徒がヤル気が無いのでは仕方がありません。

どこのコーチング系のオンライン英会話スクールでも、受講する時に本人が努力する事を確認する契約用紙が存在していて、受講者本人がコーチング系のオンライン英会話スクールの課すカリキュラムに沿って頑張らなければいけない事を約束しています。

専属の日本人コンサルタントの担当する生徒の数の問題

コーチング系のオンライン英会話スクールは人気があって、物凄い勢いで生徒を獲得しています。
生徒の数が増えますと、1人の専属日本人コンサルタントが担当する生徒の数も増えてきます。

毎日生徒とメールのやり取りをして、それに対して的確なアドバイスや質問に答え、1週間に1回生徒のカウンセリング

カウンセリングは最低でも1時間は掛かってしまいますので、1日8時間勤務で8人しかできません。

1日カウンセリングを4人(4時間)行って、1週間で4人×5日で20人(土日は休みのスクールがほとんどです。)
1日カウンセリングを5人(5時間)行って、1週間で5人×5日で25人

8時間勤務で、5時間をカウンセリングに使ってしまいますと、休憩が1時間で、生徒との毎日のメールでのやり取りは2時間だけになります。
1時間に10人以上のメールを返しませんと、2時間で25人にメールを返す事が出来ません。

この作業をしながら新規の生徒さんのコンサルタントを毎日1時間はしなければいけませんので、現実的に考えますと
週1回のカウンセリングの場合は、1人の専属の日本人コンサルタントが担当できる生徒の数は人数は20人が限界

毎日生徒とメールのやり取りをして、それに対して的確なアドバイスや質問に答え、2週間に1回生徒のカウンセリング

1日カウンセリングを4人(4時間)行って、2週間で4人×10で40人(土日は休みのスクールがほとんどです。)

8時間勤務で、4時間をカウンセリングに使ってしまいますと、休憩が1時間で、生徒との毎日のメールでのやり取りは3時間だけになります。
1時間に10人以上のメールを返しまっせんと、3時間で40人にメールを返す事が出来ません。

この作業をしながら新規の生徒さんのコンサルタントを毎日1時間はしなければいけませんので、現実的に考えますと
2週間に1度のカウンセリングの場合は、1人の専属の日本人コンサルタントが担当できる生徒の数は30人が限界

1人の専属の日本人コンサルタントが担当できる生徒数のまとめ

上記の担当数は「1週間に1度」「2週間に1度」のカウンセリングのケースから現実的に担当できる生徒の限界の人数です。
生徒と二人三脚で頑張っているというコンセプトを考えますと、限界の人数では無理があります。

そう考えますと、1週間の1度のカウンセリングを行っているコーチング系のオンライン英会話スクールでは、15人まで
2週間に1度のカウンセリングを行ているコーチング系のオンライン英会話スクールでは25人まで

となります。

コーチング系のオンライン英会話スクールの無料体験をしている時に何気なく、専属の日本人コンサルタントが担当している生徒数を聞いてみましょう。
上記以上の人数を担当していると言ったら、まず限界を超えた生徒数を担当していいますので受講するのは止めておきましょう。

ここでの話はコーチング系のオンライン英会話スクールが2ヶ月~3ヶ月のプランを行っている場合に限ります。
※1年など長い期間を提案しているスクールには適用できません。(参考例 トライズ

専属の日本人コンサルタントの質の問題

上記の数を超えてしまった場合にコーチング系のオンライン英会話スクールは、専属の日本人コンサルタントの採用を考えます。
日本で英語を学んだ日本人で、その後留学や独学で英会話を極めて、更にビジネスシーンで英語を使った経験のある人を採用するのは簡単ではありません。

自力でそこまで到達した日本人は、外資系や海外に支店を持つ企業に就職する方がほとんどです。
毎日朝から晩まで生徒に英語を教える仕事で雇用するのは至難の業です。

オンライン英会話スクールで、講師を雇うのはフィリピンや南アフリカなど教育は全て英語て行っている国がありますので比較的容易に探す事ができます。
ですが、英語が堪能な日本人となりますと、そもそも英会話難民の日本人ですので探すのが大変です。

ですが、人気が出て生徒がどんどん入ってくるのに対応するには、質の低い日本人を雇う事になる可能性は多いにあります。
私はコーチングスクールをいくつか体験していますが、専属の日本人コンサルタントが英語を話している姿を見た事がありません。

レベルテストは、講師に任せており専属の日本人コンサルタントがが担当する事はありません。
駅前留学NOVAなどもレベルチェックはネイティブが行って、その結果を受けてマニュアル通りに日本人の受付が生徒に提案を行っています。

コーチング系のオンライン英会話スクールでも、実際には専属の日本人コンサルタントが英語を使う事はありません。
しっかりしたマニュアルとトレーイング制度が揃っていれば、流暢に英語が話せる日本人でなくても専属の日本人コンサルタントとして仕事が出来ます。

ここで話している事は、今の急激なコーチング系のオンライン英会話スクールの伸びと今後出てくる可能性のある問題点の提起です。
コーチング系のオンライン英会話スクールがいい加減と言っているわけではありません。

そのようなコーチング系のオンライン英会話スクールが出てしまった場合に、被害を被るのはあなたですので現状を正しくご説明しています。
もし質に問題があると思った場合には、確認方法は簡単で、専属の日本人コンサルタントと英語で話をする事です。

日本人の80%が英会話初心者になりますので、あなたが調べるのが無理かもしれません。
その場合は、ALTの先生や近くに住んでいるネイティブに頼んで話をしてもらう事ですぐに専属の日本人コンサルタントの英会話力が分かります。

近くにそのようなネイティブがいない場合には、モルモン教の宣教師に頼むと気軽に手伝ってくれます。
全国に教会が有って、20代の宣教師が英会話教室を無料で行っていますのでおすすめです。

モルモン教に勧誘される事はありませんので大丈夫です。
私も時間のある時は利用しています。下記から確認できます。(*^-^*)

goeigo

コーチング系のオンライン英会話スクールが今後更なる質の高いコンサルティングを継続していく事を願っています。
コーチング系のオンライン英会話スクール関係者の方は、上記のような問題が起こらないように質の維持を継続して頂けたら幸いです。

コーチング系のオンライン英会話スクールのブラックボックス

どのコーチング系のオンライン英会話スクールも毎日のメールサポートと、オンライン英会話でのアウトプットは実際に行われるので実感できます。
定期的なコンサルティングも実際に会って話をしますので、実感できます。

ですが、それ以外の時間は何をしてくれているのか全く分からないブラックボックス状態が問題です。
専属の日本人コンサルタントがする仕事は毎日のメールでのやり取りと定期的なコンサルティング以外に何もしてくれません。

確かにレベルをしっかりと把握して、目標を決めてそれに向かって一番良い方法を提案してくれるので、最短の方法で最高の効率があると言われています。
実際に言われた通りに頑張って、英会話力がもし上がらなかった場合にはどこかが間違っている事になります。

高額な受講料を支払って、結果がコミットされないのでは無駄な時間とお金の浪費になってしまいます。
コーチング系のオンライン英会話スクールの売りは専属の日本人コンサルタントのサポートです。

もしあなたがコーチング系のオンライン英会話スクールを受けていて、毎日のメールのやり取りがマニュアルのようにいつも同じ。
定期的なコーチングも成績を見てもっと頑張りましょうぐらいのサポートだけでしたら、大問題です。

1人が担当する生徒の数が限界を超えるとこのような状態に陥る可能性があります。
無茶苦茶な生徒募集をしているコーチング系のオンライン英会話スクールで、オンラインが中心のところはしっかりと見極めてから決めましょう。

レアジョブ本気塾のサービスの見直し

コーチング系のオンライン英会話スクールの大手、レアジョブ本気塾がサービスの見直しを発表しました。
同社は、2017年10月よりコーチング系のサービスを行っており、人気も高く急成長しています。

ですが、2019/12/31をもって一旦多くの生徒の募集を取りやめにしました。
理由は質の高いより良いサービスを提供するためで、大手広告会社からの募集を一旦止めます。

現在のコーチング系のオンライン英会話スクールの状況を考えますと、実にまじめな対応になります。
多くの生徒を募集する事は楽ですが、質の低下を考えるとお客様との対応を見直す必要がある事が原因だと察します。

一番人気が出ている状態での一旦見直しは企業として、大きなチャレンジですが目先の事に捕らわれず、質の維持を優先した決断です。
再度、新しい体制で開始する事があったら信頼できるコーチング系のオンライン英会話スクールとして当サイトでも応援していきます。

現状契約をしている方には全く問題はございませんので安心して下さい。(*^-^*)
直接レアジョブ本気塾のホームページから参加する事は可能です。

現時点で質の高いコーチング系のオンライン英会話スクール

レアジョブ本気塾の決断を考えますと、2~3ヶ月と短期で英会話力をコミットするコーチング系のオンライン英会話スクールの多くが同じ悩みをもっていると思います。
その中で、現時点で最も安心のできるサービスを行っているのは、1年間で英会話を学ぶ事を提案しているトライズです。

トライズでは、全国の主要都市に学習センターを用意して、各所にネイティブを配置しています。
実際に対面でのグループレッスンや、面談を行っていますのでむやみに生徒数を増やす事が出来ません。

トライズは、他のコーチング系のオンライン英会話スクールとは異色の現実主義で経営が行われています。
トライズに関しての情報は下記よりご覧下下さい。


三木社長と直接対談した情報ですので信頼できます。

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